スチームパンク式検索エンジンが凄い「ソフロニア嬢、空賊の秘宝を探る」を読んだ。

何故かものすごい直感でこれを読むべきだと感じたので購入した。


本作の主人公、ソフロニア嬢はあまりにもおてんばが過ぎたので花嫁学校に通わされる。最初は嫌がっていたソフロニアだが<良家の子女のためのマドモアゼル・ジェラルディン・フィニッシング・アカデミー>は空に浮かぶ花嫁学校で、しかも花嫁修業だけでなくスパイとしての技術も指導されるとんでもない学校だった。というような話。
1章あたり20-30Pなので毎日1章ずつ読んでいた。序盤からはっていた伏線が後半に向かってとても綺麗に回収されていって読んでいて気持ちよかった。終盤が好きなタイプの展開だったので読んでて幸せな気持ちになった。
余談だけど作中で「レバーとツマミでクエリを入力すると天井に吊るしてある書類でクエリにマッチするものが手元に運ばれてくる」というスチームパンク検索エンジンがかっこよすぎてヤバイと思いました。