正義を示したので幸せになった話

2年前、環境を変えた。


環境が大幅に良くなり体調が回復したかに見えたが、最近生命力の低下が著しく、特に何もなくても頭痛に悩まされていた。
最近ストレスとなることがいくつかあったので、これらが原因かと思い、一つ一つと向き合ってみたが、その結果最近のいろいろは、それぞれ大したことはないことが判明した。
結局、前の環境のトラウマが心に残っていることがわかった。
前の環境では、その環境を悪く言うとどこからともなく「それは君が悪い」「もっと悪い環境はある」などというありがたい助言が飛んできた。
前の環境を辞めたあとはわりと自由に前の環境は良くないよ、という話をしているが、それでも心の何処かでは「自分にも問題があったのでは」という気持ちがあった。というより自分も反省しているように振る舞わないと「それは君が悪い」とかいいだす敵が出てくるのではとずっと怯えていた。
しかし結局のところ、今の体調不良の原因は前の環境以外になかった。それが他人にとってはどれだけ小さいことであろうと私にとっては致命的に邪悪であったのだ。
なので声を大にして「前の環境は邪悪だ」と言った。
他人にとって前の環境が良かろうが悪かろうが私には何の関係も無いことだったのだ。
これによって私の精神は救われ大きな幸せが訪れた。
私は私自身に対して正義を示した。この正義によって私の精神は開放された。
まだ生命力は回復しきっていないが今後回復していくような希望を感じる。
深い喜びを胸に眠りにつきたい。