馳夫さん@指輪物語

今日は指輪物語(ロードオブザリング, The Lord of the Rings)のアラゴルンのあだ名が馳夫である件について盛り上がった。


そもそも元々の作品ではStriderだった。翻訳時に瀬田貞二氏の手によって「馳夫」というユニークな訳語が与えられたのだが、これが独特の印象を持っていて面白い。
Strideには「闊歩する、一駆けする」というような意味があるので、これを「馳せる」として「馳せる者=馳夫」なのだろう。
しかし馳夫。平仮名で書くと「はせお」である、精悍なアラゴルンに対して「はせお」である。「はせを」かもしれない。かっこいい。
むしろ「はせ夫」とかでもいいんじゃないだろうか。「はせ夫で学ぶ中つ国」とか。良くないか。