CといいつつC++なラノベ「彼女と二人で「C」体験!」を読んだ

実は全くスルーしてたんだけど、「C」がC言語のCだと知って興味を持ったので読んでみたよ。CというよりC++なお話。
基底クラスと派生クラスの記述が逆になっていたり、継承のルビにオーバーライドと書いてあったり、突込みどころが多い本作だけれど、お話としては意外と面白かった。amazonレビューがイマイチだったので、あまり期待せずに読んだというのもあるけど。
というか突込みどころが多いのであえてスルーしていた箇所が伏線になっていたりと、油断ならない作品。


突込みどころといえば、作中で挿入ソートとバケットソートの速度比較がどうこう、と書いてあったんだけど普通にバケットソートのほうが早くね?とか思ったりもした。
ちなみに本作。「しー」やら「えっち」やらミスリードを誘う単語が多く出てくるんだけど、「ぶら」があの「ぶら」というのは斜め上の発想。たしかに「ぶら」ですね、はい。
さて、積ん読している二巻も読むか。絶頂ポリモーフィズムとかすごいセンスだ。