積ん読消化!「ロイヤル☆リトルスター 〜魔法王女はアイドルを目指す〜」を読みました

部屋の掃除をしていると「あれこんな本もってたっけ?」ということがよくあるけれど(あるのか)、本作もそんな一冊。折角なので読んでみたら予想外に面白かった。これを積んでいたとはまったく惜しいことをした。
それにしても本作のヒロイン。ロリでアイドルで魔法少女で。って属性詰め込みすぎな気がするけれど、意外なほど綺麗にまとまっていてびっくり。作者は本当にロリコンなんだなあと思わされる一作でした。ロリ特化しすぎ!


まず本作のタイトル「ロイヤル☆リトルスター」に注目していただきたい。☆の前後の頭文字をとって並べると・・・。まったくどんだけロリ好きなんだ。
で本作の内容はというと、魔法が使える星の王女様セノン(11歳)がアイドルのトップを目指すというもの。まさしくタイトル通り。セノンの星は莫大な借金があって、それを返済するために錬金の魔法を使いたい。で、セノンの魔法は人の好意がエネルギー源になっているのでアイドルのトップになって大勢の人からエネルギーを分けてもらうのが目的。「みんなオラに元気を(ry」という感じ。主人公はプロデューサー。セノンをトップアイドルに導くのだ!(どこのアイ○スだよ)。
って書くととんでもないあらすじだけれど、意外としっかりしたお話だった。優秀な先輩へのコンプレックスで今一歩突き抜けられない主人公が、セノンと出会うことでロリ最強!ロリなら勝てる!とかおかしな方向に成長していく様子が丁寧に描かれている。すばらしい作品です。ロリ的な意味で。
私は別にロリ属性はないのだけれど、作者どんだけロリ好きなの!?とかニヤニヤしながら楽しませてもらいました。良作だと思います。これは2巻も読んでみたいかも。
あ、そうそう本作。序盤は軌道エレベータとか出してみたりムダにSFっぽいふりをしてますが基本ロリ特化なのでSFはあくまでおまけです念のため。期待しすぎないように。