「オンラインゲームを支える技術」を買ったよ
「オンラインゲームを支える技術」を買った。
何となく気になっていたのだけれど店頭で手に取ってみて大変なイケてるオーラを感じたので迷わず購入した次第。
本書はスクウェア・エニックスが著作権を有する通信ミドルウェアVCEを開発された中嶋謙互さんという方が執筆されている(すでに解散してしまっているもののコミュニティーエンジンというベンチャーのCEOをされていたようです。VCEも同社の製品)。
参考:
恒例の目次メモ。600P近い大ボリューム。これで3000円は破格。まだ第0章しか読んでないけれど、ここだけでも十分ためになる気がする。ネットワークの基礎はもちろん、ゲームエンジンについてもインベーダゲームを例にコード入りで解説されているので、オンラインゲームに限らずゲームを作ったことない人でも安心して読めると思う。
この分野には詳しくないのでざっと見た段階では良し悪しの判断はできないのだけれど、イケてる本特有の雰囲気みたいなものを出しまくっていた(なんだそれ)。
ちなみに以下の目次で[速習][実践]とついている章はプログラミングについて書いてある(コードあり)。
第0章 [速習]オンラインゲームプログラミング -- ネットワーク×ゲームプログラミングの技術基礎 第1章 オンラインゲームの歴史と進化 -- ゲームが「ネットワーク」を取り込んだ! 第2章 オンラインゲームとは何か? -- さまざまな角度から見る「オンラインゲーム」 第3章 オンラインゲームのアーキテクチャ -- ゲームのおもしろさ×技術的な制約との戦い 第4章 [実践]C/S MMOゲーム開発 -- 常時稼働するゲームサーバの存在 第5章 [実践]P2P MOゲーム開発 -- 専用サーバなしでアクションゲームを実装する 第6章 オンラインゲームの補助的システム -- サービス強化に欠かせないしくみ 第7章 オンラインゲーム運営を支えるインフラ -- 構築,負荷テスト,運営開始 第8章 オンラインゲームの開発体制 -- チーム運営上の課題