「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の9巻は良い短編集でした

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」もはやいものでもう9巻。最初は一発ネタかと思ったけど続くものですね。。。
今回は短編集ということで今までとは違った雰囲気で新鮮だった。短篇集とはいえ一応時系列順ぽい感じにはなってるので順番に読んだほうが良いね。


序盤から飛ばしてるなあとは思ってたけれど3本目の「俺の妹はこんなに可愛い」はすごい。なんだ赤城の話か、と思ったら実は、と思わせておいて、でもやっぱり、みたいな感じ(どんなだ)。
で。あらぬ方向に話が暴走したところで「カメレオンドーター」。沙織視点になった途端に物語に締まりが。あと文章量も微増。すごい。いろいろ先輩キャラが出てきて前3本とは別の方向で面白い話。じつは○○が××だった的な。偉大な先達というかんじですね。こういう話は好きだ。
残り3本はまあ平常運行というか安心の展開。何気にClarisも出てますね。