個人的に空前の森田季節ブームなので森田作品を読みあさっている。
というわけで「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」を読んだよ。
「ご奉仕」を先に読んだ身としてはあまりに雰囲気が違うので驚きを隠せない。それ以前にMF文庫からこういう雰囲気の作品が出るというのもかなり珍しいような。
結構重い展開がありつつもすっきりとした終わり方なのは森田作品らしいのかもしれない。この作品が森田先生のデビュー作とのことだけれど、ずいぶんしっかりしている印象を受けた。というより「ご奉仕」がはっちゃけ過ぎていたのか。。