モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

ちょっとだけ読んだ。報酬について書かれているところが面白かった。
簡単にいうと目標評価システムをやめるか評価項目を超複雑にして、目標にたいして最適化できないようにする。そのかわり全社員に平均以上の給与を与える。というもの。


要するに、報酬を社員が簡単に操作できない、かつ操作しなくても十分生きていける状況なら、社員は報酬のことを考えずに生産的な仕事が出来る、という話。
以下、感想。
このシステム、何もせずに怠けちゃう人がでるんじゃないの?と思われるかもしれないが、その辺はコストとして割りきってしまえば良いと思う。むしろ目標評価システムがあると成果物の搾取がおきたり、無能高給取りのせいで、頑張ってる人の給与が激減したり問題が大きすぎる。また成果に対して謎の因縁をつけられモチベーションが低下する。
そもそも生産的な仕事をする人は、生産した"もの"とそれに対する反応を報酬にしていることが多いと思うので、ある程度以上の給与をもらえていれば不満は出ないのでは。
評価システムを廃すれば、管理職は業務の管理に集中でき、社員の評価から解放されるし、いいこと尽くめな気がする。
結果、ゆとり社員はなにもせずに給与をもらう。生産的な社員は生産的な活動をして会社に貢献し同じだけ給与をもらう。でよいのではないか。と思った。
私の結論:やる気はほっといても出てくるので、やる気を叩き潰す行為を謹んでいただけると、万事解決です。